最近ハマってる「Life Below Zero」氷点下で生きるということ

ネットフリックスで最近視聴している「Life Below Zero」というドキュメンタリーシリーズ。2013年制作のナショナル・ジオグラフィック作品だそうです。アラスカを舞台に常に摂氏マイナスという環境で生活している人たちを追った番組です。「秘境生活」や「ベア・グリルス」とは全く異なり、日々の生活そのものがアウトドアという環境に密着取材した作品になっています。

この手の過酷な環境ものが大好きなので、前から気になっていたので最近観初めたのですが、イメージしていたアラスカとはかけ離れた厳しい環境での生活が垣間見れるので、とても楽しく観ていました。

アウトドア好きな人なら誰でも楽しめますし、ちょっとしたヒントなんかも得られる番組です。ネットフリックスで現在シーズン1を観ることができますので、オススメしておきます。(ナショナルジオグラフィックの公式チャンネルを観ると、シーズン11まで進んでいるらしい)

番組の中身(シーズン1)

アラスカと言えば、アンカレジ程度しか知らなかったのですが、この番組で取り上げているのは、もっと田舎で、電気が辛うじて通っているような場所や、自家発電を使って生活するような人たちを取り上げています。

観ていると、罠を仕掛けて狩りや漁を行う原始的な面もありますが、一方で家にはパソコンがあったりするなど、テクノロジーとアナログな生活が奇妙に共存しているような環境なので、そんなところを観るだけでも面白いです。

狩猟生活

銃を使ったり、罠を仕掛けて漁や狩りをします。ここの人たちの狩りは生活そのもので、獲った獲物は食べて、皮は売るか道具として使うというもの。その場で捌いてしまう・・・。無益な殺生ではないので、見ていて具合が悪くなるようなところはありませんが、それでも過酷すぎるなぁ〜と思ってしまうシーンは多い。

不自由さを楽しんでいる人ばかり

こういう環境にいるということは、所謂「変わり者」だと思います。実際、出演している人たちが自らそう言ってるので間違いないところですが、それにしても、不便極まりないところで、どうしてずっと暮らして行こうと考えたのか・・・興味が湧きます。

番組を見ていると、彼らの考え方や思考が徐々にわかってくるのですが、共通しているのは、全員「不自由なことが楽しい」という考え方を持っていること(スーだけはちょっと違うかも。少し病んでる気がするので)

次元が違いますが、キャンプの精神もなんとなくそんな感じじゃないかと思います。わざわざ外で面倒なことをやりにお金を払って行くって何が楽しいの?と言われたりしますが、何が楽しい?と言われれば不便さかな?と答えてしまいます。日常生活では味わえない別世界なので。

面白い番組なので、ネットフリックスを視聴されている方は観てみると良いかもしれません。残念ながら、現在プライムビデオでは有料です。youtubeにも部分的にアップされているようです(英語がわかる方はこっちで良さそう)

1話から4話まで観終えて

やっぱり面白いです。ところどころにキャンプに通じるものを感じることができるので、なお楽しい。

スー(キャンプ場を管理している人みたいです)が、室内でDual Fuel。ツーマントルのUS版を使って、必死にポンピングしながら電話をしている姿が微笑ましい。(ポンプし過ぎで燃焼し過ぎじゃないかい?)

そもそもだけど、確かスーが居る基地は、自家発電してるからPCとか使えているはずなので、電源あるならわざわざランタン使わなくても良いのになぁ〜なんて、冷静に見てる自分がいます。

燃料不足で危機的状況だわさ!みたいな、いかにもハードボイルドな状況が大好きな人みたいなのですが、実際にはそれほどでも無いんじゃないの?と疑ってしまうことが多いのがこのスーの置かれた状況。彼女だけ、この番組に出てくる中で異質に思えてしまうのが、このあたりなのかなと。

ちょっと出来過ぎな感じがしてきたこのドラマ。

ナショナル・ジオグラフィック作品のドキュメント番組なので、まさかとは思うのですが、なんとなく出来過ぎてるねぇ〜と思ってしまうシーンがいくつかあります。例えば自給自足な感じが全編通して強調されていますが、各出演者の暮らしぶりはなんとなく垢抜けていると言うか。とても小綺麗。

例えばエリック(ワイズマン地区で暮らしている若者)なんか、年相応に今風の若者にしか見えないし、洋服なんかもそれなりにパリッとしている。銃やスノーモービルもなかなか良さそうなものを持っているし、どことなく普段は街との行き来を頻繁に行なっている感が漂っています。

???なんか、どこかで見たような展開だな。

でも、まだまだ面白いです。

4話から7話まで

2019/02/05加筆。
思っていたとおり、エリックはフェアバンクスにちょくちょく訪れているようで、狩で獲得した毛皮を売ったり、映像の中には写っていなかったのですが恐らく調味料など食料の類の購入も行なっているのではないかと感じさせるシーンが登場してきます。

ドキュメンタリー作品ですから、どうしても自給自足やサバイバルな感じを演出しなければならず、演者がレジに並んで買い物をしているシーンなど、他の人たちと変わらない風景は演出上あまりふさわしくないのでカットされているのだと思いました。

それにしても・・・毛皮を売るシーンで「そりゃないだろぉ」と言いたくなるシーンが。

結構頑張ってハンティングしたキツネや、オオヤマネコの毛皮。皮を剥ぐ作業だってそこそこ重労働であるのでしょうけど、エリックがそうやって頑張った成果が、キツネが40ドル(約4,000円)。オオヤマネコが200ドル(約20,000円)とのころ。作業対価として安過ぎると思いませんか?私は思いました。

アメリカにもあるんだな・・・下請けイジメ。

ヘイルストーン家がカリブー狩のキャンプへ出発

これはエゾシカだそうです。見た感じはカリブーはこんな鹿っぽい動物。

ヘイルストーン家がカリブー狩の旅へ出発します。獲れるまで帰らないというキャンプだそうです。キャンプと言っても極めて原始的な「ティピー」と呼ばれるテントを使います。イメージ的にはまさにこんな感じのテントです。

と言っても、こんな立派なワンポールではなくて、長い棒を組み合わせて三角錐を作り、その周囲に壁として布を巻くだけと言ったシンプルなもの。

天井空いてますよね?

見た感じ寒そうなのですが、実際寝るシーンを見ると、日中と変わらない格好のまま、カリブの皮で作った特製寝袋に入って寝るようです。普段の体型がわからないくらいに着膨れしたままさらに寝袋に入って寝るほどなので、相当寒いだろうなと。季節は春先のようですが、日中でもマイナス10℃前後の記録が出ていますので、夜も当然激寒だろうなぁと。凍死しそうにならないのかな?なんて。

イーグルに住む、アンディとケイト夫婦

犬ぞりをメインに使う、老夫婦。とても楽しそうで仲が良い夫婦ですが。

アンディの超短気な性格が恐ろしい・・・

作業が上手く行かなかったりすると、イライラモードに突入。「クソ」を連発。半端なく言葉が汚い。ケイトは大変だろうなぁ。

8話から13話まで

10話あたりから、エリックが登場しなくなります。本業がガイドなのでそちらに専念するから離脱したのかな?と。で、代わりに登場するのがグレン。チャンドラーという場所で生活する、極力原始的な生活にこだわって生活する若者。

グレンのこだわり

新キャラのグレンは、基本的に現代文明の力を使わない生活を好んでいます。なので、身を守る銃と、釣竿以外はほぼ何も持たない。他の出演者たちのように、適度にテクノロジーを利用しよう!という考えは無いらしく、洗濯機すら手回しの脱水機(そこコダワルんだ・・・)。

アンチテクノロジー。この雰囲気がヒシヒシと伝わる人物ですが、狩りもうまく行かないし、薪を切り出すのもチェーンソーではなく斧なので(石器時代っぽい・・・)、とにかく生活の効率がよろしくない。ということで、グレンに言いたいことは、

ハイテクな釣竿は許容範囲なら、発電機とか使っても楽したらいいんじゃない?

アンディの短気がさらにヒートアップ。

アンディが自前で温室を作ると言うので、製材機を買ってきて建物作りをし始めます。そこで失敗をしまくって、アンディが不機嫌になっていきます。

全然悪くない奥さんのケイトに怒鳴り散らす始末・・・。キレキレになってます。こんなジジイとは一緒にやっていけないなと・・・私がケイトなら即離婚ですね。

ところで、製材機を使って自分で建築できるなんて、憧れます。許可も要らないし、好きな建物を作れるなんてアウトドア冥利に尽きるだろうなと。アンディがまた器用なので、上手に作る。そこだけは尊敬しますね(キレジジイモードの時はただのクソ野郎だと思うけど)

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