キャンプがリラックスできない理由。頑張りすぎは禁物!

リラックスするつもりでキャンプに行ったつもりが、疲労感たっぷりで帰宅したなんてことありませんか?私はよくありました。その時に感じていた疲れる原因を振り返ってお話させていただきます。これからキャンプをやろうと考えている方、張り切らないキャンプが一番楽しめますよ!というお話です。

キャンプでリラックスできない理由

私が感じていたキャンプでのソワソワ感、疲労感を思い出しながらお伝えしてみます。

①キャンプ場の人混みと賑やかさで落ち着かない

キャンプに行ったら、誰でも静かな自然の中で開放感を味わいながらのんびりしたいと思うはずです。私はそう思っています。ですが実際にはほとんどの人気キャンプ場は静かではありません。

土日などのキャンプ場はちょっとした行楽地のような人混みになります。全然静かではありません。加えて子供達に人気のキャンプ場などでは、さらに賑やかな状態になってしまい、夜寝るまでの間、ワイワイガヤガヤと声が聞こえてくるのが当たり前です。

私の場合は、普段から人混みが苦手で、人の話し声も耳に入りやすい神経質な面があるので、見ず知らずの人たちが隣のサイトで話していたり、子供たちが騒いでいるのがとても気になる時期がありました。

②テントの設営・子供の遊び相手・食事・撤収の煩わしさで落ち着かない

設営〜撤収が煩わしいとなると・・・そもそもキャンプを全否定してしまうことになりますが、実際に結構面倒でわずらわしいのです!

テントの設営や撤収は、ハッキリいってダンナさんの仕事になります。奥様、お子様に良い働きを求めても、期待を裏切らないことは無いので、結果最初から頼むことすらしません。孤独に設営撤収を行うのです。

次は子供の遊び相手が待っています。チェックインから設営・住まい作りを終えると、あっと言うまに15時頃になっていることがあります。小さいお子さんがいる家庭だと、そこから子供の遊び相手をしなければならないはず。となるとお父さんの出番です。奥様も一緒に遊んでくれれば良いのですが、奥様は夕飯の準備などで外れることもある。となると、夕方暗くなるまでたっぷりと子供の監視をすることに・・・ひとりで!

最後に食事。奥様が作ってくれるのは良いのですが、いろいろ手伝いを求められると、断れる訳はないですからそこも休む暇は無い。そして、食事の片付け。これはむしろ男の役目的な部分があり、ここも休む暇は無い。

私の場合、責任感が強過ぎて真面目すぎるので、どうしても自分でなんでも引き受けてしまう癖があります。加えて神経質。なので、全てをキッチリを行いたいので、うまく息抜きができないために、キャンプ中ずっと落ち着く暇がなく、イライラしていた時期がありました。

③キャンプ地近くの観光を頑張ってしまい、疲れる

キャンプに行くならキャンプだけを楽しむのが良いのですが、遠方のキャンプ地に行く場合などは、初めて行く土地や近くの観光スポットなどがある場合も多く、ついつい欲が出てしまう場合が多い。

キャンプを1泊2日で行う場合、移動〜チェックイン〜アウト〜帰路までを考えると、実際に遊ぶ時間などほぼありません。チェックアウトを9時頃まで済ませれば、昼前にはなんとか遊ぶ時間も作れるかもしれませんが、その分撤収や朝食もバタバタとしてしまいますし、帰路を考えれば15時頃には観光も終わらせないとならないことがある。

私も、遠出をして初めての土地に行った際に何度か観光施設に足を運びましたが、チェックアウトがバタバタした割に、観光にもそれほど時間を避けずに中途半端な感じになったことが何度かありました。

④帰宅後、後片付けで疲れる

帰宅後、今度は後片付けです。もちろんそのまま倉庫に放り込むという荒技もありますが、夜露に濡れたテントやチェア、汚れた道具をそのままにしておくと、次の使用時にカビが生えていたり、故障の原因にもなったりするのが嫌で、ここも手抜きができないところだと思っていました。

結論。全てに頑張り過ぎると、キャンプは楽しめない。

特に初めてのキャンプをする時は、道具も新調ですし、全てが初めての体験なので、全力プレーをしてしまうのが普通だと思います。私もそうでした。慣れない行動の連続なので、手探りな分余計に緊張する部分もあると思います。また、家族にカッコ悪いところを見られるのが嫌で、無理して出来るアピールをしてしまうなどの疲れもあると思います。

私の場合、以上のようなことをし続けた結果、キャンプでは常に神経過敏になってしまい、キャンプの間中ずっと不機嫌なことが多かった時期がありました。

妻から
「そんなに面白くない顔してるなら、キャンプに来なければ良いじゃん!」
と言われてしまうくらいの、仏頂面をしていたこともあったようです・・・お恥かしや。

改善することで、キャンプを楽しめるようになりました。

元はといえば、私の神経質な性格が災いしているので、それを改善すれば楽しめるのでは無いかと思い、考え方を改めてみました。以下のとおり。

  1. 自分も適度にワイワイ・ガヤガヤとしてみた
  2. 家族にやってもらいたいことを割り振って、自分だけで全部をやらないことにした
  3. 形に拘らないことにした。
  4. とにかく手を抜けるところは抜くことを意識した
  5. キャンプがメインなら、他は無理しない

1番目。静かなのがキャンプ場だという自分だけの思い込みを止めました。開放的な場所で非日常な空間となれば、誰でもはしゃぎますからね。静かなことを無理に追い求めることを止めた結果、周囲のことがあまり気にならなくなりました。

2番目。自分ひとりでやろうとすると、限界があります。可能な限り、家族の協力をもらうことにしました。テント設営中に住まい作りを妻と子供に割り振ったことだけでも、だいぶ気が楽になったし、時間の余裕も生まれました。

3番目。食事はちゃんとした料理を作ろう!とか、休憩はビールを飲みながら、ここに座ってくつろごうとか・・・イチイチ形にこだわっていたことを止めました。食事は手抜き、休憩は子供と遊びながら立ち飲みで!なんて感じで、その時に合った方法でその時の空気を楽しむようにしました。

4番目。ひたすら手抜くこと。パッキングひとつ取ってもそうです。現地で使わないであろう物は極力持って行かないことで、帰宅後の片付けが楽になりました。食材なども同様です。またテントの撤収時に、その場でしっかり乾燥させたり、綺麗にしたりすることで、帰宅後にもう一度掃除したりすることを減らしました。結果、帰宅後の片付けはだいぶ楽になりました。

5番目。キャンプをメインで考え、観光などは余裕があれば行く程度に留めました。必ず行く!と決めてしまうと、変な義務感が出て来てしまいストレスを感じることになるため、それを一切ヤメました。今ではチェックアウト時間ギリギリまでキャンプ地でのんびりすることができるようになりました。

まとめ

実際にキャンプをやってみて、挫折したという私の知人に聞いたところ、止めた理由が「とにかく面倒なことが多い」ということでした。

確かに、イチイチ不便なことをしに行くのがキャンプな訳で、ホテルのように朝夕の食事が用意されている訳でもなく、綺麗なお風呂やリラックスルームがある訳でもありませんから、全てがとにかく面倒だ・・・という意見は的を得ています。

私は、キャンプでリラックスできるかどうかは、その環境を受け入れて楽しむことができるかだと今は思っています。ですので我が家では現在、キャンプをしに行くのではなく、キャンプで“何もしない”ことをやりに行く!ことを考えて、楽しむことにしているのでした。

何もしない!と考えていくと、気分がとても楽なので、キャンプに疲れてしまったとか、イマイチ楽しめないと感じている方!一度脱力キャンプをお試しください。