キャンプ1泊で使うカセットガスの本数。何本あれば間に合う?
キャンプで使う燃料。ガソリンとかカセットガス、LPなどいろいろありますが、持っていく数って毎回悩むところだと思います。今回はカセットガスについてです。実際に我が家で使う本数を今までの平均を元にご紹介していきます。
カセットガスを使う道具
カセットガスを利用するキャンプ道具。結構ありますし、使い方も簡単だし、どこでも手に入れやすい燃料なので利用者も多いはずです。
カセットガスを使う道具リスト
- コンロ・バーナー
- トーチ
- ランタン
- ストーブ
ストーブについては、こちらの記事でも紹介していましたが、私のような物好き以外はあまり使わないと思いますので、ほぼ無視して良いと思います。
ストーブ以外は通年利用するもので、特にコンロなどは結構使う方が多いのでは無いかと思います。
どのくらいの燃料消費量なのか?
燃料を一番消費する順で言うと、①コンロ・バーナー②ランタン③トーチとなります。
①のコンロ・バーナーですが、料理で使う場合は結構使いますし、煮込みなどの鍋を使った料理ですと、結構な勢いで消費します。我が家では、過去煮込み料理とフライパンを使った焼きものを同時に作った際は、一晩で満タンガスを4本使い切りました。
②のランタンは意外と長持ちするので、火力にもよりますが満タン一本あれば、寝るまでの間に交換はしなくても良いはずです。
③のトーチについては、使い切ることはまずありません。
季節によって消費量は変わるのか?
カセットガスは、気温の影響をモロに受けます。暖かい春から秋口あたりまでは問題ありませんが、晩秋から冬などはとにかくガスの噴出が不安定になり、突然消えたり、燃焼不良をたびたび起こしたりします。
専門的なことはわかりませんが、私の経験で言うと、冬時期のカセットガスの消費量は多めになる印象が強いです。おそらく燃焼不良が度々起こって、その都度着け直しや火力調整を繰り返してしまうので、無駄に消費させることが多いからだと感じています。
加えて、寒い時期はガス缶が冷えているだけでも調子が悪く、たまに満タンのガス缶なのに初めから着きが悪かったり、燃焼不良を起こしっぱなしのハズレ缶もあったりするので、多めに持って行かないととても怖いです。
冬のカセットガスは十分温めて、なるべく外気に触れさせないようにして使うことをオススメします。
春〜秋口までであれば、予備も入れて6本程度でほぼ間に合う。
春から秋口までの場合、実際に使う本数は3本程度です。しかも使い切りでは無いので、実際には2本使うかどうかというところだと思います。凝った料理をする場合には、6本使い切る勢いかもしれませんので、もう少し多めにあると安心かも。冬については私は9本程度を持っていくことにしています。実際には残して帰ってきますが、一応あると安心なので。
忘れて行っても、キャンプ場の売店でも買えるから安心
カセットガスについては、ほとんどのキャンプ場の売店で売っていますから、現地補充もできるので、安心です(そこそこ割高だけど)。価格が気になる方は生モノではないので、スーパーやホームセンターなどで安いものをまとめて購入しておくのが良いと思います。
汎用品のカセットガス(ほぼノーブランドのような商品)ですが、使用上特に違いは感じないと思います。カセットガス商品はメーカー指定のガスを使用してくださいとの注意書きがされているものがほとんどですが、別に汎用品が使えないわけではありませんから、お好みで選ぶと良いと思います。
まとめ
私は過去一度だけカセットガスを忘れたことがありました。そこは公営のキャンプ場で管理は無しだったので、現地調達もできず、コンロとトーチを使えないという状況に陥りました。幸い、ガソリン仕様のものを持って行ってましたし、コンロについては焚き火で代用しましたので特に問題はありませんでしたが、もしカセットガス一本で道具を統一していたら、そのキャンプは終了していました・・・恐ろしい。
稀ですが、たまにあると思いますので、燃料のチェックはお忘れなく!