子供が遊べるキャンプ場のオススメ条件。広場・遊具とか。
ファミリーキャンプの鉄則は、大人だけではなく子供も楽しめる場所でなければなりません。そんな訳で、大人たちは子供の為に広場、アスレチック、遊具、水場、体験施設などがあるキャンプ場をじっくり探すことになるのですが、全てが揃ったキャンプ場など、そうそうある訳は無い。ということで、実際のところどの程度で子供は満足するのかという話を、我が家の体験談を基にしてみたいと思います。
キャンプ場にある、子供のための施設
まずどういった施設があるかをリストしてみます。
- アスレチック
- 遊具(ブランコ・ジップスライダー・すべり台など)
- 水浴び場(池)
- 釣り堀
- 多目的広場
- 体験施設(ピザ窯・ものつくり体験施設など)
- 小川(自然・人工)
- 遊園地(隣接施設)
主要なものを挙げてみました。アスレチック、遊具くらいになると、そこそこ大きな規模のキャンプ場にならないと置いていないことも多いです。だいたいが多目的広場(芝生広場などと呼ばれる場所)に隣接していることが多いので、遊具があればそれなりの広場もあると考えて良いかもしれません。


水浴び場、釣り堀などがあるところもあります。春〜秋頃までの期間限定になりますが、特に夏の水浴び場などは子供ウケが非常に良いです。釣り堀については、釣った魚の内臓処理を行なってくれるところも多く、焼いて食べたりもできますから、子供には良い体験になると思います。
体験施設があるところも増えています。特に夏休みの期間限定になるところが多いですが、ピザ作りや、陶芸など、木工教室など、さまざまな体験ができることがありますので、タイミングが合えば参加できます。
場内施設以外では、小川や河川などが隣接するところもあります。網や竿、餌などは自分で用意しなければならないことが多いですが、自然の中で釣りや魚採りを楽しむことができます。
それと、隣接する施設として、遊園地があるとこもあります。多くの場合その遊園地が運営するキャンプ場のことが多く、徒歩で行き来ができる場所にあることが多いので、子供も大喜び間違いなしです。
幼稚園までなら広場があれば十分!
我が家の子供は、1才半からキャンプデビューとなりました。1人で歩くようになり、言葉もある程度の理解はできるので、いろいろさせたくなるのが親心ですが、実際には遊具を使ってひとりで遊んだりというレベルにはまだ早いし、アスレチックは案外、小学生中学年以上向けのようなものが多いので、ひとりで遊べたとしてもそこそこ危険がありますから、親も目が離せないので落ち着きません。
ということで、幼稚園までなら広場でボール遊びとか、かけっこ程度ができれば十分ではないかと思います。実際に我が家でもアスレチックで遊ばせたりしましたが、怖いというので広場でボールを蹴ったり、鬼ごっこをしたりする方が子供は楽しかったようです。
小学生以上になると、自分で考えて遊ぶことができるようになる
小学生になると、アスレチックや遊具もある程度ひとりで遊べるようになります。小学生中学年になってくると、ものづくり体験や魚採り、釣りといった、少し頭も使う遊びも楽しいらしく、自分でやってみたいと言い始めるはずです。もっとも、最近は携帯テレビゲームなんて便利なものもあるので、キャンプ場に行ってまでゲームに熱中したりすることが多いのも事実です。
遊ぶ施設がほとんど無いキャンプ場はつまらないのか?
親としては、ついついそういう風に誤解しがちですが、我が家の経験で言えばそんなことはありませんでした。何度か何にも無いキャンプ場に連れていきましたが、遊び道具さえ持って行けば、子供は遊びます!参考までに持って行ったもの。
- バトミントン
- バット・ボール
- 100均で買った謎のボール遊びのセット
- フリスビー
- 花火(最近、手持ち花火もNGなキャンプ場がある。厳しすぎるぅ)
- トランプ・ジェンガなど
- なぞなぞ本
- ハンモック(を使ってハンモックブランコ)
子供は広場や遊具がなければ、キャンプサイトの前の道路でボール遊びをしたり、虫を探したりと、自分で勝手に遊び場を作ります。ですので、親が思うような、“遊び場が無いとガッカリするんじゃないか?”という心配はほとんど必要ないようです。
まとめ
遊具施設が充実しているキャンプ場は、子供も楽しいのは間違いありませんが、無ければないで、遊び道具さえ持っていけば子供も十分に楽しいらしいです。
遊具が豊富なキャンプ場は、常に人気があるので予約が取れないことがありますし、運良く取れても相当混み合っていることが多い。そういう場合には遊具が常に空かない状態で、子供も思うように遊べないこともあります。
それならば、いっそのこと余裕がある静かなキャンプ場にして、工夫して遊ぶことを考えれば、子供も満足するのでは無いかと思いますので、たまにはそういう穴場的なキャンプ場を楽しむということを考えてみてはどうでしょうか。