ポータブル電源。キャンプでの使い道を考えてみた

不自由を満喫するのがキャンプの醍醐味ではありますが、回を重ねる毎により快適性を求めていくようになって行くのが人と言うもの。屋外に居ながらリビングで寛ぐような感覚を求めて行こうとすると、欲しくなってくるのが電化製品!しかし、電源サイトならともかく、フリーサイトの場合には電源の確保がマストとなって参ります。今回はポータブル電源について考えてみたいと思います。

ポータブル電源の種類

ざっくり言うと、持ち運べる電源のことで、馴染みのあるところではモバイルバッテリー(サイズが大きくなるとポータブル電源という呼び方になることが多いようです)、自家発電機などがこのジャンルに該当するものになります。 キャンプ用で使う場合、スマホの充電、扇風機、ランタン、暖房器具などで使う場合が多いため、バッテリー容量はそこそこ大きく無いとまともには使えないはずです。私は大型のものを持っておりませんが、一度購入しようとして調べてみたことがありますので、それを元に話を進めていきます。

キャンプで十分使えるレベルのバッテリー容量はどのくらいなのか?

購入する際はここが一番のポイントになるはずです。買ったは良いけど、使えない!なんて事になると無駄の極みですからね。失敗しないために、ある程度の予習は必要になってくると思いましたので、容量について調べてみました。 ポータブル電源を調べていると、Whという表記が出てくると思います。これは、1時間に使う電気の量ということらしい・・・です。私は電気オンチなのでさっぱり理解できませんが、次のような考え方だそうです。 例えば、バッテリー容量が150Whのものがあるとします。30Wの消費電力のサーキュレーターを回したとすると、約5時間使える!というような考え方みたいです。

【30(W)×5時間(h)=150Wh】というような式が成り立つらしい!

【追記2018/12/12】キャンプ場で電源を使い切った場合、充電方法は限られてきます。コンセントとか車から充電できる場合はそれで対処できますが、そうじゃない場合にはその時点で終了。そんな時は、別売り(もしくは標準装備)されている充電用ソーラーパネルなどを使って回復するというのも選択肢にはあります。パネルの充電性能にもよるでしょうが、日中天気が良ければ、ある程度の回復を見込めるので、一緒に購入しておくのが良いかもしれません。(サイズの問題なのか単純に性能不足なのか、曇天時や日照不足の場合あまり良い発電ではないとの声が多いような気がします。家庭用ソーラーパネルのように、曇りでもしっかり発電するような感覚で購入すると、少し期待はずれになってしまうかもしれませんね。購入時は電源本体との相性も考慮して、よく検討しなければならないと思います)

ポータブル電源として、人気がありそうな商品

ネット通販ではいろいろな商品が並んでおります。主に海外のメーカーのものが中止なのでしょうか、国内では聞かないようなメーカーの製品が並んでいます。ちょっとご紹介してみます。特にAmazonが種類も豊富なようですね。

実際に使った場合、電化製品をどのくらいの時間使えるものなのか?

まずは電化製品ごとの消費電力について調べてみました。

電化製品消費電力(約最低値)
扇風機12W
電気毛布40W
コタツ300W
セラミックヒーター600W
石油ファンヒーター30W(運転時)
エアコン(冷房最小)110W

家電の消費電力って、家庭で使う際には全く気にも止めませんがこんなに違うものなんですね〜。参考までに載せてみましたが、エアコンなどは最低レベルで使って100W程度ですが、最大は1,000W程度になるようですから、恐ろしい電力消費量です。設定温度は28℃で!というような言葉を耳にする理由が良くわかります。

電化製品の消費電力がわかったので、次はポータブル電源の容量がわかれば、どのくらいの時間使えるかがわかりますね。上に挙げた3機種の電力容量が以下のとおりです。

suaoki=400Wh(価格:約4万円)

Anker power house=434Wh(価格:約5万円)

Smart tap=626Wh(価格:約7万円)

Smart tapが一番容量が大きくて、626Whです。これが一番タフなので、これを使ったとして、電化製品がそれぞれ何時間くらい使えるかを表にしてみます。

電化製品消費電力(約最低値)使える時間
扇風機12W約50時間
電気毛布40W約15時間
コタツ300W約2時間
セラミックヒーター600W約1時間
石油ファンヒーター30W(運転時)約20時間
エアコン(冷房最小)110W

こんな感じになります。実際に使う場合、ロスが発生する?(ちょっと不確かかもしれません)ようで、実際にはもう少し使用する時間が短くなるようです。コタツなんかはほぼNGですし、セラミック(電気)ファンヒーターも厳しいですね。扇風機、石油ファンヒーターはまあ使えるかなぁ〜と言ったところでしょうか。いずれも、連泊での使用はやはり無理があると思います。

オートキャンプ派にはメリットが薄いかも・・・

私もある程度調べていく中で気が付いたのですが、上で取り上げたような大容量のポータブル電源は、それなりに高価なものです。恐らく売れ筋の価格帯だと思われるAnkerの製品にしても、約5万程度になります。 フリーサイト限定でキャンプをされる方にとっては、特に初春・秋冬シーズンなどは暖房器具は必需品になると思いますから、決して高い買い物では無い気がします。しかし、オートキャンプ派の方でしたら、電源使用料が1回1,000円〜1,500円程度の追加料金で使えます。それを考えるとわざわざ高価なポータブル電源を用意するメリットはあまり感じられないはずです。 そんな訳で、私はいろいろ考えた結果、購入には至りませんでしたし、たぶん今後も買わないと思います。

ポータブル電源は別の使い道もあるので、持っていて損はありません。

ポータブル電源は、キャンプ以外でも活躍します。それは災害時。 私は、バッテリー式ではなく、自家発電機を持っていますが、災害時にはお世話になりました。防災目的も兼ねて購入するというのであれば、とても価値のある買い物だと思います。

発電機は、キャンプ場では利用しないようにしましょう。

発電機(エンジン式のもの)の話になったので、ついでに触れておきます。 打ち上げ花火や直火などと同様にキャンプ場の禁止事項によく入るものの一つが発電機の使用です。理由はそこそこの騒音。隣接する区画の方が相当迷惑するレベルの音を出しますから、キャンプ場での利用は止めた方が良いと思います。

【追記2018/12/05】 利用禁止と明確にルール化されていないキャンプ場もあります。しかし、隣のサイトからエンジン音が聞こえたらどうでしょうか?落ち着かないですよね?自分がやられて嫌なことはやらない!これがマナーだと思いますので、禁止じゃなくてもやらないのが大人だと私は思います もし、これからキャンプに発電機を使おうと思って購入しようとしている方、買っても管理キャンプ場ではほとんど使えませんから、買わない方が良いです。

まとめ

ポータブル電源。車中泊などでは結構使えそうな気がしますが、これ単体で使うとなると、なかなか厳しいのかもしれません。余裕のある方は一度使ってみるのも面白そうですけどね。

【追記2018/12/05】最近、違う方面で話題の三菱自動車ですが、アウトランダーのようなPHEV車だと、車中泊が楽しいんじゃないかと思っています。この車確かコンセントを装備しているはずですし、相当なバッテリーを積んでいるので普通の家電を動かせるほどのハイパワーだったと思います。 まだまだ先の話ですが、車の買い替えの際はこういう車種を検討して、車中泊にもトライしてみたいなぁ〜なんて夢を膨らませています。

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