2ルームテントについて。良いところと使ってみた感想。

今回は、2ルームテントについて。最近非常に多くなってきた2ルームタイプのテント。メリットが多いので人気があるのは当然の流れだと思います。テント購入の際に迷っている方がいらっしゃるかと思いますので、参考として書いてみます。

2ルームテントとは

通常のテントは、寝室だけがあるものを言います。対して2ルームテントと言われるものは、寝室に前室がついているタイプで一体型になっています。

2ルーム以外のテントの場合、テントと前室(スクリーンタープ)をそれぞれ別々に購入して、別々に張る必要があり、尚且つ連結させる必要があります。2ルームの場合は、一体型ですので、テントと前室をまとめて張ることができます。

2ルームテントの良いところ

2ルームテントの良いところを見ていきたいと思います。

1:設営、撤収がカンタン!早い!

2ルームテントの良いところは、設営がとても楽な点です。寝室と前室を一度の作業で張ることが可能だからです。別々に設営しても、そんなに差はないのでは?と思う方もいらっしゃるはずですが、そんなことはありません!

設営がカンタンな理由として、ポールの数が少なくて済むという部分が大きいと思います。

各メーカーだいたいこのような感じですが、2ルームテントの場合、3〜5本程度のポールを骨組みとして、そこに張り綱をしてしっかり固定させるトンネル構造になります。

最近の傾向で、フレームを筋交い構造にするものも増えているようで、5本程度でクロスさせて組み立てるものが多い気がします。と言っても、横方向の骨が増えるだけですし、設営に手間取るような本数でもないのでポールの本数をあまり気にする必要は無いと考えます。

2:寝室と前室に隙間が生まれない

もうひとつの良い点。2ルームテントは一体型であるため、隙間が生まれません。雨天時にキャンプをやった方はわかると思いますが、テントとタープが別々の場合、どうしても連結部分に隙間が生まれることがあります。風があり、横殴りの雨になったりすると、その隙間から雨と風が入ってくることがよくあります。2ルームテントの場合、隙間は生まれませんのでその心配はゼロになるので、とても安心。

3:パッキングボリュームがほぼ2分の1程度

2ルームテントは、パッキングのボリュームがテントとタープの組み合わせと比べてほぼ2分の1程度になります。1で書いたように、一体型のためテント生地とポール本数が最小で済む造りのため、パッキング効率が良いためだと思われます。実際に、私がテント・タープで車に積み込みした時と、2ルーム(6人用)を積み込んでみた際に比べてみたところ、ほぼ半分の積載スペースになりました。車の積載スペースに限りがあるキャンパーさんなどは、2ルームに買い換えることで、かなり積載スペースの余裕が生まれる可能性があります。

使ってみてわかること。

良い点でいくつかメリット部分に触れましたが、とにかく良いところ以外はありません。購入当初はこんな大きなテントを張るのは大変だろうなぁ〜なんて思うこともあったり、実際張る際に、どちらが入り口かなんて迷うこともあったりします。ただ、慣れてしまえば後はカンタン!

その他、使ってみた感想などをまとめてみました。

  • 秋冬など寒い時期、連結式のテントに比べて前室が暖かい(隙間風が入りにくい)
  • 夏シーズンの前室は暑いので、ヘキサタープのような使い方にはあまり向かない(網戸窓は全面についていますので、開放可能ですが、完全屋外のヘキサには勝てない)
  • 専用の前室シート(リビングシート)が用意されていることが多いので、前室に靴を脱いで寛げるスペースを造りやすい。
  • テントを干す際、一体型はとても長くなるので結構大変。

こんな感じです。マイナスポイントはそれほど多くありませんし、それは一体型に限ったことではない部分でもあるので、2ルームが著しく劣る部分ではありません。

個人的に欲しいと思う2ルームテント

今使っているものに愛着がありますし、不満はないので買い換える気はありませんが、もし壊れたり、他の人にオススメするならこのテント!というものを挙げてみます。

テントの購入について、たまに知人に相談されたりするのですが、通販で購入すると心配じゃないのか?という話を聞きます。私は自身を持って答えますが、全く心配はありません!おそらくメンテナンスや修理などについて心配されているのだと思いますが、正直申しますとテントは滅多に壊れません。使い方を間違って生地を破ったとか、無理に力を入れてポールを曲げたなどというようなことがない限り、メンテナンスのお世話になる機会はほぼ無いです。

仮にそういう状況になったとしても、メーカー側の瑕疵以外はほぼ有償修理になりますので、その場合はメーカーへの直送での修理となる場合がほとんどです。ですので、専門店や量販店、通販など、どこで買っても同じです。

スノーピーク:ランドロック

ど定番の2ルーム。天井高が約2メートルというのが、使いやすいはず。あと、寝室の広さ4×2.5m程度だと思いますが、広いので快適睡眠の予感がします。フレームが5本に接続ポールで背骨を入れる構造で、一見複雑そうに見えますが、このタイプは慣れれば張りやすいのではないかと思います。この造りでこの値段なら割安だと思える、長く使えそうな一品です。

キャンパルジャパン:ティエラワイド

小川キャンパルの2ルーム。シュナーベルよりも少し大きめなので、こちらの方がゆったりサイズだと思います。天井高も約2メートル、寝室幅はランドロックほどではないけど、3.6×2.2m程度と十分広いので快適だと思います。フレームの構造だけ見ると、ランドロックの方が張りやすい気がしますが・・・。

公式サイトの宣材写真がイマイチで、魅力が伝わって来ないのがマイナスポイントかな。展示会などで実機を見ることが多いモデルなので、魅力については実物を見た方が早いと思います。

コールマン:ウェザーマスター(R) コクーンⅡ

写真が見つからないので、見た目は公式サイトでご確認ください。これも購入するとすれば候補になるはず。寝室のサイズ感、天井高などは上の2機種とほぼ同等。フレームも見る限りランドロックに近い感じで、張りやすそうです。前室部分の天窓と、各面に配置されている窓が他と比べて大きいようで、開放的なイメージです。いずれにしても、造りよし、スタイルよしで人気なのがわかる感じがします。

ロゴス:Gドゥーブル

ネーミングが凝りすぎで読みにくい。しばらくチェックしていませんでしたが、ロゴスも良い感じのものを出しているようですね。私的にはカラーリングはこれが一番好きです。ド派手カラーのイメージが強いロゴスにしては珍しいナチュラルカラー。

室内が3×3メートル程度でしょうか。十分な広さだと思います。天井高も他と同じ程度。機能も他と同程度なので使いやすいのでは無いかと思います。

まとめ

最近は、テントとスクリーンタープのようなセパレートタイプを探す方が苦労するほど、2ルームテントが主力のような感じになってきています。

私が所有しているテントも、すでに生産中止となっているもので、構造も今のものから比べると非常に軟弱ではありますが、購入当時の最上位機種だったため、まだまだ現役で使えるレベルではあります。

ファミリーキャンパーさんの場合、だいたい子供が歩き出したあたりから、中学生になる頃までの10年程度は頻繁にキャンプに行くことも多いはずです。それを考えると、長期間飽きずに使える良いテントを買うのが賢明だと言えます。

キャンプ道具の中で、一番大きな買い物ですので、じっくり検討されることをオススメいたします!