雨でキャンプ強行。無理した後のアフターケアも要覚悟。
ここ最近、秋雨前線のおかげで不安定な状態が続いています。雨でキャンプ熱が冷めてしまう方も多いと思いますし、私もその一人であります。雨予報が100%に近い場合は、最初からキャンセルしてしまうでしょうけど、微妙な降水確率の場合は、強行するパターンを選ぶ方が多いのではないでしょうか?
そして、運悪く雨に振られたりすると、後から待ち受けているのは・・・
雨の中のキャンプはどういう感じ?
雨の中のキャンプ。まだやったことの無い方のために少し紹介しておきます。私は、過去3度ほど天気予報が大外れしてしまい、雨に見舞われたことがあります。うち一度がほぼ台風のような強風の大雨。
遠路遥々出かけて行きますから、後戻りもできません。そういう時は仕方なく我慢してテントを張ることになります。
晴れている日との決定的な違いは、外で過ごせるかどうかというところです。せっかくのキャンプですから、外で焚き火もしたいし、お酒を飲みながら満点の星空も観たい。しかし、雨の場合これらは一切できません!ちなみに、雨の日に出来なくなることをリストしてみました。
- 外で遊べない(雨合羽持参なら可能)
- 焚き火出来ない
- 花火できない(晴れてても最近は禁止のキャンプ場が多い)
- 食事出来ない。(タープ内ならなんとか・・・)
- 洗濯物・食器が乾かせない。
主なものはこんな感じです。主要な恒例行事が全てダメになってしまいます。
雨のキャンプで得することは?
得するという程のことはありません。終日室内に居ることを余儀なくされますから、本を読むとか、寝るとか、ゲームをするとか・・・そんなところです。もっともそういう時間が好きな方であれば、ベストな環境なのだろうと思います。
雨のキャンプで困ること
雨で困ること。結構あります。雨がどのタイミングで降るのかにも関わってきますが、主なものをリストしてみました。
キャンプ場で困ること。
- テントの張り・撤収が大変(雨天時に張る場合)
- 衣類が足りなくなる(予報が大外れした場合)
- タオルが足りない
- テントが壊れたりしていると、雨漏り。
- 寝室と前室の連結から雨漏り(連結型の場合)
- 撤収後の車内がズブ濡れの可能性大。
と、とにかく良いことが無い!しかしこれだけでは終わりませんよ。。。
帰宅後に困ること
- テント・シュラフ・チェアなど、布製品一式の干し作業が必須。
- 車内の掃除必須
- 他、濡れたツールの乾燥作業必須。
です。正直、こちらの方が疲れた体に堪えるので最も辛い作業かもしれません。おまけに雨の日に帰ってきた場合などは、家でも干せませんから、翌日以降で雨以外の日まで干せません!ということで、手間が倍増します。
個人的には、ファミリーキャンパーには雨キャンプはオススメしません。
今まで書いてきたように、ハッキリ言ってしまえば手間だけかかってしまうので、余程雨が好きな人以外にはオススメしません。運悪く雨に振られた場合以外は、避けるような日程を組むべきだと思います。
子供や奥さんがいる以上、楽しい思い出を残して欲しいですから、無理して悪天候に強行して、「キャンプ最悪!、2度と行かな〜い」という結末にだけはならないで頂きたい。